伊那北高校カンボジア研修

令和7年1月7日(火)~1月13日(月)の日程で伊那北高校独自のカンボジア研修を実施しました。参加者は1年生8名、2年生12名の計20名でした。カンボジアの教育などに関する事前学習を行い、AとBの2チームに分かれて研修の準備を進めてきました。主な訪問先について紹介します。

NPO法人サラスースでは、貧困家庭出身の女性たちに雇用や教育の機会を提供している様子を見学しました。実際に女性のお宅を訪問し、生活の様子を知ることができました。

APOPOビジターセンターでは、ネズミが地雷の探索を行う様子を見学し、カンボジアに未だ残る地雷の問題や歴史について考えました。

小学校訪問では、カンボジアの元気な小学生たちと交流をしました。Aチームは工作教室や糸電話作りなど、Bチームは青空バレーボールと持ち込み企画で交流を深めました。

孤児院訪問では、カンボジアの孤児院の明るい子供たちと交流しました。Aチームは氷鬼やドッジビーなどをして遊びました。Bチームはしっぽ取り、椅子取りゲーム、カンボジアの伝統的な遊びをしてふれ合いました。

高校訪問では、カンボジアの高校生徒たちと主に英語を使って交流しました。こちらからは伊那北高校や日本文化について英語でプレゼンテーション発表を行いました。Aチームは坊主めくり、Bチームはクイズで盛り上がりました。

ナイトマーケットまでは、ホテルからトゥクトゥク(バイクタクシー)で往復しました。カンボジアの文化を全身で体験しました。値切り交渉にも挑戦し、地元の人たちとの交流や買い物を楽しみました。

このカンボジア研修を通して、生徒たちからは「一生記憶に残る濃密な日々だった。」「明らかに研修行く前と行った後で自分の考え方、性格、価値観が変わったと思う。」といった声が多く聞かれました。

ご支援をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。