伊那北高等学校ホームページを閲覧していただきましてありがとうございます。

 本校は、1921年創立で100年を超える時間がこの薫が丘に流れ、新たな100年に向け歩みを進めている歴史と伝統のある学校です。伊那北駅からほど近い薫ヶ丘の学び舎で、700名余の生徒が協働しながら学びあっています。

 本校の校章にある「クロスペン」は「ペンは剣より強し」の理想のもと平和の希求と学業に励むことを象徴しています。その思いは現在も続き、県下でもいち早く導入した理数科から開始された探究的な学び、また自ら考え、課題を見つけ、解決していく力をつけるべく、「たぐへてゆかん」(一緒に学んでいこう)の校歌の一節を胸に、キャリア教育の充実と学力の伸長を図ってまいりました。

 昨年度入学生から新学習指導要領への変更に合わせ、本校でも普通科のカリキュラムを変更しました。従来の「文系」「理系」だけのコースに「学際」コースを新設し、広い教養、深い学びを実践し、個別最適な学びがさらに進められるようになりました。いよいよ今年度2年生が本格的に取り組んでいくことになっています。

また、県教育委員会から将来の少子化を見据え、「再編整備計画」で、本校と伊那弥生ヶ丘高校と統合して新たな学びの場を2028年度開校予定で検討が始まっています。そのような流れの中、ホームページにも記載してありますように、本校の目指す「3つの方針」に沿って、地域とともに将来を担う人材の育成に励んでまいりたいと考えております。   こうした中で、「校章・校歌」に込められた流れを汲みながら、新たな百年を築くため、「地域を支え、世界を変える」ことが出来る人材育成を進めていく思いです。新たな時代に、古き流れを汲み入れた伊那北高等学校となるように励んで参りたいと考えております。