2年学際コース学際英語αⅡと理数科英コミュⅡの授業にて本校の卒業生である下野理紗さんにお話をしていただきました。下野さんは、助産師としてこれまで何度も海外での活動を行ってこられた方です。 今回は国境なき医師団のメンバーとして派遣されたイエメンでの活動やイスラム文化についてお話していただきました。イスラム教の教えのもと、女性は家族の男性の許可がないと病院の受診をすることもできず、自己決定権が守られていないということを知りました。医療がそこまで発達していない環境においては「現実を受容すること」や神の存在が人々の心を支えていることを感じたそうです。生徒たちからは、 「イスラム教については学校で学んだ程度だったので実際にイスラム教の方の服を見て、ジェンダーに宗教が絡んでいてとても大変なんだなと思った。また、その中で活動している医師団の方々も様々な配慮をしていて、文化の尊重の大切さを感じた。」、「自分たちにできる支援を行いたい。」といった感想が寄せられました。
国境なき医師団 下野理紗さん 講演会
on 2024-06-03
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